矯正歯科とインプラントは元々かなり近い関係にあります。
矯正歯科というのは乱杭歯や出っ歯など歯並びが悪い歯に一定方向への力を常時かけ続ける事で歯を徐々に移動させ、最終的に歯並びをキレイに矯正するという治療です。
これは「歯は移動する」という性質を利用しています。
矯正歯科は子供の歯の矯正を専門にするクリニックとしてはかなり古い歴史を持っていますが、最近は主に審美的な目的で大人の歯列矯正治療が増えています。
青山 矯正歯科はどの様な形であれ現在生えている自分の歯を移動して歯並びを良くする治療法ですが、既に抜けてしまって欠損している歯を移動する事は出来ませんね。
その場合歯列矯正治療では歯が欠損した部分にはインプラントで義歯を挿入する方法は普通に行われていました。
更に最近の矯正歯科とインプラントの関係で特筆すべきは、「インプラントアンカー矯正」と言われる術式です。
歯列矯正では歯を移動させる為にアンカーとなる固定源を作る必要がありますが、従来の歯列矯正ではこの固定源は奥歯を利用していました。
ただ奥歯を固定源とした場合他の歯を引っ張って移動させようとすると奥歯にも力がかかりますので、奥歯が移動してしまうという問題点がありました。
その為従来の歯列矯正では奥歯にあまり大きな力をかけない様に歯を1本ずつ移動していましたので、どうしても歯列矯正には2年、3年という様な長い時間がかかりました。
この矯正期間を短縮する目的で考え出されたのがインプラントアンカー矯正です。
インプラントアンカー矯正では奥歯の変わりに、インプラントを骨に埋め込んだものを固定源として使います。
その結果奥歯と違って固定源が非常に強固になりますので、複数の歯を同時に移動させる事が出来、歯列矯正に要する期間を大幅に短縮する事が可能になりました。
ですから矯正歯科ではこの方法による歯列矯正を「スピード矯正」と呼んでいます。
又、奥歯を固定源にする場合は引っ張る方向が限られるので矯正が難しかった歯もインプラントアンカー矯正なら方向の制約が無くなりますので、様々な方向に移動させる事が出来ます。
インプラント気になる治療法は、インプラントについて解説しています。
インプラントを長く使い続ける為には術後のメンテナンスが非常に重要です。インプラントはとても頑丈なので、メンテナンスさえしっかりすれば30年でも40年でも問題無く使えます。インプラント治療をする方の平均・・・・